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スタイルズ、サポート終了が迫るFlash(Flex)をHTML5へ移行サービス 提供開始!~要件定義・設計書不要でサンプル画面(モック)を作成、ソースコードベースで移行をご提案 ~

株式会社スタイルズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:梶原 稔尚 以下、スタイルズ)は、2020年末でメーカーサポートや段階的に主要ブラウザベンダーのサポートが終了するFlash(Flex)※コンテンツをHTML5に移行するサービスのリニューアルを行い、2017年11月16日(木)に提供を正式に開始いたしました。

今回のサービスリニューアルにより、既存のFlash(Flex)を活用した業務システムの設計書がない状態からでもスタイルズでサンプル画面(モック)を作成し、ソースコードベースで見積もりを出すコンサルティングフェーズと実際の移行フェーズで段階を分けて発注可能となり、納品物や移行工数見積もりの正確性・移行作業の最適化を、より高い精度で追求可能となりました。

◆サービスリニューアルの背景
スタイルズでは、「既存のFlexを利用した業務システムの機能面は満足しているが、セキュリティ強化のためHTML5技術を利用した業務システムに移行/リニューアルしたい」というお客様の声から、サーバーサイドのビジネスロジックやデータベース部分はそのまま再利用し、ブラウザに表示されるクライアントサイド部分のみ移行/リニューアルを行えるようサービスをリニューアルいたしました。

スタイルズの移行サービスをご利用いただくことで、現行システムの調査およびHTML5でのサンプル画面(モック)の作成後に移行/リニューアルの実施が可能となり、要件定義や開発コストの最適化を図ることが可能となります。

・サービスページ:https://www.stylez.co.jp/html5gyoumu/
・HTML5とAngularによる大規模業務システムの開発事例:https://www.stylez.co.jp/case/case01/

今後の展望としてスタイルズは、2020年にメーカーサポートが終了するAdobe Flash(Flex)を利用した業務システムをHTML5の業務システムへリニューアルをはじめとする「レガシーアプリケーション移行サービス」の体制強化を行い、「レガシーアプリケーション移行サービス」の売上高を2020年までに年間5億円とすることを計画しています。

◆Flexで開発された業務システムをHTML5に移行サービス概要
スタイルズでは、お客様のご要望に応じて、段階的な移行プロジェクトのご提案を行います。

【コンサルティングフェーズ(第1ステップ)】

概要 受領予定資料他 作業内容
1.現行アーキテクチャーの調査 動作状況確認 現行システムのフロントエンドの構成、バックエンドやデータベース等の構成を調査・分析
2.現行ユーザインターフェース調査 現行機能一覧、現地調査 画面構成、画面で利用されているUIコンポーネント、重要な画面をピックアップして動作の詳細を調査・分析
3.ユーザインターフェース変更案の検討 基本デザイン、メニューデザインベースとなるテンプレート、Grid・チャート等ライブラリの選定
4.HTML5でのサンプル画面(モック)の作成 全体デザイン、メニュー、一覧画面、詳細画面等のパターン別にサンプル画面(モック)を作成
5.画面機能の再現性の検証 現行画面機能の再現性の検証
6.機能内容の解析と再構築プロジェクト計画の立案 現行システムのソースコード 現行システムのソースコードを解析して、最終的な移行規模を算出し、プロジェクト計画を作成

【移行実装フェーズ(第2ステップ)】
コンサルティングフェーズ(第一フェーズ)で作成した移行プロジェクト計画の内容を実施します。

オプション(HTML5で開発された業務システムのテスト代行のみを実施)】
品質保証のための第三者検証・テスト支援のみ実施するオプションをご用意しています。
他社がHTML5で開発した業務システムのシステムテストまたは受入テストの代行を行います。

◆株式会社スタイルズについて
スタイルズは2003年の設立以来、企業が円滑な事業を行うのに必要なITインフラの構築や、システム開発・保守、モバイルアプリやソフトウェアの開発などを手掛けてきたSI会社です。
AWSをはじめ各種クラウドやベンダーパートナーとして総合的なITサービスを提供しています。詳細はhttps://www.stylez.co.jp/をご参照ください。

【ご参考資料】

◆Adobe Flash(Flex)のサポート終了発表について
2017年7月に、米Adobe Systems は2020年末でFlash(Flex)のサポートを完全に終了することを発表しました。 この発表に続き、主要なブラウザベンダー(Apple、Google、Microsoft、Mozilla)は、自らのデスクトップブラウザからFlashサポートを段階的に取り除く計画を発表し、HTML5のようなオープンテクノロジーへコンテンツを移行することを推奨しています。
サポート切れのシステムを使い続けるにはセキュリティ面で様々な懸念があるため、Flexで開発されたWeb系業務システムは2020年までに、HTML5などのオープンな標準技術に移行する必要が出てきています。

◆Flexとは
Webブラウザ上で、Flashの技術をベースとして動作するRIA(Rich Internet Application)を構築するためのWebアプリケーション開発フレームワークの名称です。使いやすさ、マルチメディア、マルチプラットフォームなどの面で優れたWebアプリケーションが効率的に開発できるとされています。そのため、優れた表現力や操作性が求められる多くの業務システムやWebサイトで、2005年頃より主流の開発手法として採用されてきました。

◆カンファレンス詳細

カンファレンス名 HTML5 Enterprise Application Conference 2017
~HTML5で実現する業務アプリケーションのモダン化&マルチデバイス化~
日時 2017年12月6日(水)14時00分~17時30分(受付開始:13時40分)
会場 秋葉原UDXカンファレンス6F type350(A+B)
(東京都 千代田区外神田 4-14-1 秋葉原UDX南ウィング6F)
最寄り駅 JR山手線・総武線 秋葉原駅 電気街口徒歩2分
東京メトロ銀座線・日比谷線 秋葉原駅 徒歩4分
定員 100人
費用 無料(事前申込制)
共催 アシアル株式会社、グレープシティ株式会社、新日鉄住金ソリューションズ株式会社、株式会社スタイルズ
詳細・申込 https://www.stylez.co.jp/news/html5_enterprise_conference2017/

<本リリースに関するお問い合わせ>

株式会社スタイルズ 広報担当
Tel:03-5244-4111
E-mail:press-release(@)stylez.co.jp
※大変お手数ですが(@)を@に置き換えをお願いいたします。