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業界初!コンバート(変換)ツールを活用した 「Flex(フレックス)→ HTML5(エイチティーエムエル・ファイブ)自動変換サービス」、5月15日提供開始

「2020年の業務系システムにおける事業継続性の脅威」から企業を守る!
業界初!コンバート(変換)ツールを活用した
「Flex(フレックス)→ HTML5(エイチティーエムエル・ファイブ)自動変換サービス」、
5月15日提供開始

株式会社スタイルズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:梶原 稔尚 以下、スタイルズ)は、2020年末にメーカーサポート終了が発表されているFlex(Adobe Flash Playerで動作するシステムを開発するための開発基盤)を利用されている企業向けWEB業務システムを、現在のWEB業務システム標準であるHTML5へと最大80%自動変換するコンバートツールの開発に成功しました。これを受けスタイルズでは、2018年5月15日(火)に「Flex→HTML5自動変換サービス」の提供を開始します。

これに伴い、これまで提供してきた「Flexで開発された業務システムをHTML5/Angularに移行」サービスの名称を変更し、スタイルズのコーポレートサイト内でサービスページをリニューアルして公開しました。

■「Flex→HTML5自動変換サービス」ページ:https://www.stylez.co.jp/html5gyoumu/

スタイルズは「Flex→HTML5自動変換サービス」をはじめとする「レガシーアプリケーション移行サービス※2ページ目記載」の体制強化を行い、該当サービス群の合計売上高を2020年までに年間5億円とすることを計画しています。

◆開発の背景◆

Flex(Flash)のメーカーサポート終了発表を受け、主要なブラウザベンダーも2020年末以降は、最新ブラウザでFlash Player機能を段階的に削除すると決定しています。これは、システムを改修しないとブラウザのバージョンアップができなくなるなどの問題が発生することを示唆しています。最新版のブラウザを利用していないとサイバー攻撃の対象となるなどセキュリティ上のリスクが高まることが懸念されます。企業は資金を投じてシステムを組み直すかシステムを移行するかの対策が必要です。

しかし、いままで開発してきたFlex業務システムの資産をすべて再構築するには、投資してきた金額と同等の金額をかける必要があります。また、コンバートツールを活用せずに手動でFlexをHTML5に変換する際も同程度の労力や費用がかかることが分かっています。そのため、大企業(資本金3億以上)の約1000社が抱える約3500の該当システム※1は2020年に直面する脅威であるにもかかわらず、未着手のケースが多く、事業継続計画(BCP)への影響も考えられる状況となっております。

この状況を打破するためスタイルズでは、約6か月の開発期間をかけ、Flex→HTML5コンバートツールを開発しました。また、業務システム全体の変換費用を、システムを手動で変換するのと比べ、約三分の一のコストでシステムの移行を実現できるようになりました。

※1:スタイルズ調べ(2018年5月)

◆「Flex→HTML5自動変換サービス」の特徴◆
  1. 自動化でコスト削減:MXML・ActionScript・標準コンポーネントといった比較的共通性のある部分の以降はスタイルズ開発のコンバートツールにより自動変換します。これにより、開発工数を削減、納期・コストの縮小につなげます。
  2. 設計書は不要:古いシステムのため設計書も当時の担当者もいない。そのような場合でも、当サービスでシステム移行を行うことが可能です。ソースコードレベルで変換作業を実施するので設計書は不要です。
  3. 実績あるノウハウを活用:自動変換が不可能な部分も手動によるコード修正、書き直し、テストの実施を行います。実績のあるHTML5/Angularコンポーネントを活用することで、迅速かつ変換後そのまま動くWEBシステムに仕上げます。
  4. Flex技術者のためのHTML5/Angular研修:既存システムをメンテナンスしてきたFlexエンジニアが変換後システムのメンテナンスを継続して行うことができるよう、技術研修をパートナー企業と協力してご用意しています。

【資料編】

◆Flex→HTML5コンバートツールで自動変換する内容とその効果◆
内容 概要 効果
MXMLの変換 Flex通常コントロール(mx)で実装されたMXMLファイルを、
Flexのコードフォーマットに合わせた独自コンポーネントを使用したHTMLとTypeScriptで生成
80%割合で移行可能、それによる作業コスト削減
ActionScriptの変換 ActionScriptのソースから、AngularのスケルトンをTypeScriptで生成 スケルトンを実装する等の機械的な作業コストの削減
Flex通常コントロールの変換 MXMLの変換で参照されるAngular向けの独自コンポーネントを配置 当該コンポーネントを利用することで、FlexのコードフォーマットでHTML5が動作するため、
Flex技術者のソース把握コストの削減
◆「Flex→HTML5自動変換サービス」利用の流れ◆
1.お問い合わせ Webフォーム、またはお電話(TEL:03-5244-4112)にて承ります。
2.ヒアリング 動作環境、規模等について所定のヒアリングシートにご回答頂きます。
3.NDA締結・ソース提供 機密保持契約(NDA)締結後、プログラムソースコードを提供頂きます。
4.お見積り ご依頼内容やコンバージョン率を基にお見積りをご提示いたします。
5.ご契約・案件開始 発注に際して必要な契約を行い、サービスの利用が開始されます。

 

◆レガシーアプリケーション移行サービスについて◆

サポート切れソフトウェアや費用対効果が悪くなった環境下にあるWebシステムを、最適な環境下や最新システムへ移植を行うスタイルズが提供するサービスです。セキュリティ事故が多発しているStrutsの移行サービスの他、2020年にサポート終了のAdobe Flash/FlexをHTML5へリニューアル、仮想環境下に構築されたアプリケーションをコンテナー化等のラインアップがあります。本サービスを御利用いただくことで、サポート切れによる脆弱性の脅威に対策するだけでなく、TCO(ITシステムの導入、維持・管理などにかかる総費用)の削減に貢献します。

◆株式会社スタイルズについて◆

スタイルズは2003年の設立以来、企業が円滑な事業を行うのに必要なITインフラの構築や、システム開発・保守、 モバイルアプリやソフトウェアの開発などを手掛けているシステムインテグレーション会社です。AWS(Amazon Web Services)をはじめ各種クラウドやベンダーパートナーとして総合的なITサービスを展開しています。

近年、サポート切れソフトウェアや費用対効果が悪くなった環境下にある Webシステムを、最適な環境下や最新システムへの移植を行う「レガシーアプリ移行サービス」に特に注力しています。サポート切れによる脆弱性の脅威に対応するだけでなく、TCO(IT システムの導入 、維持・管理などにかかる総費用)の削減にも貢献することを目指しています。 【公式サイト】https://www.stylez.co.jp/  【CloudShift公式サイト】:https://cloudshift.stylez.co.jp/

【会社概要】 株式会社スタイルズ 代表取締役社長 梶原稔尚  設立:2003年  資本金:3,000万円
本社: 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-2 風雲堂ビル6階  TEL:03-5244-4111
URL: https://www.stylez.co.jp  事業内容:情報システム開発・構築・運用保守・監視・人材サービス等

※本リリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社スタイルズ
広報担当:棚田
Tel:03-5244-4111
お問い合わせフォーム:https://www.stylez.co.jp/contacts
メール:press-release(@)stylez.co.jp

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