WEBサイトの分析を行うSaaSサービスをご提供されている会社様に対し、スタイルズでアプリケーション保守を引き継ぎ、不定期に発生するプログラムのバグに対する保守をさせていただいている事例のご紹介です。
本事例のSaaSサービスは、法人1000社以上に提供されており、サービスを開発・運用保守を担当する社内SEが常駐していたものの、
主に顧客が利用するフロント部分のシステム不具合が月3~4回発生しており、新規機能の開発業務に専念できないでいました。
また、 システムだけでなく、AWSクラウドのインフラ環境構成や構築についても属人的になっており、社外に専門的なアドバイスや設計についての不安があったそうです。
これらの課題を解決するため、
既存システムのアプリケーション保守をサービスとして提供し、
AWSのパートナーでもあるスタイルズに、アプリケーション保守のアウトソーシングすることを決定していただきました。
パートナー社員に業務システムの運用・保守を任せていたため、教育費用や時間がかかっていた。
また保守体制も属人的な対応となっており、退職時のリスクや社員への負担が常に伴っていた。
システム構成図やデータベースのテーブルの洗い出しをはじめ、作業手順書の作成やインシデントレポートを体系化。時間工数でシステム調査行っていくことで情報を整備。
属人的であった保守対応を無くし、アウトソーシングによる保守体制を確立した。
月3~4回程度、システム不具合が発生することがあり、本来集中してリソースを確保すべき開発業務に割り込みが生ずることがあった。
1ヵ月間で保守体制の策定やシステムの環境調査・習熟を行い、その後月12時間/4インシデントまでの対応を行う保守契約を締結。
スタイルズがAWSクラウドの運用サポート~アプリ保守のインシデント対応を行うため、
社内SEのシステム保守に割く時間が省け、顧客に提供するシステム機能をより良くするための開発業務に専念できるようになった。
アプリ保守は基本的には1年契約となるため、なかなか保守費用の契約を判断するのが難しい部分もあったのですが、
最初にシステム調査を行うフェーズの契約、
その調査後に、正確な保守費用見積もりを出してもらったことで、
保守費用の妥当性が判断できました。
今までは、パートナーのSEにシステム運用の教育を行ってきましたが、
その教育コストの代わりにアプリケーション保守をアウトソーシングし、
体系的な運用手順やシステムを習熟したエンジニアに専門的な保守をしてもらうことで、
「担当者に何かあったときに困る」という属人的な状況が無くなったことは最大のメリットです。
また、本来集中したい開発業務に専念できるようになったことも、
アウトソーシングの大きなメリットとなりました。
今後、アプリの安定運用ができるようになったら、
可用性を失わないためのAWSのインフラ環境の最適構成や、
UI/UXの最適化についても保守対応の工数内で提案してもらうように考えています。
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